最近、ある自動車ブロガーが、カナダ市場に参入する中国製電気自動車の最初のリストとされるものを公開した。この未確認のリストによると、テスラの上海工場で生産されるモデル3/Y、BYDのシーガル/ドルフィン/アット3(中国ではユアンプラスとして知られる)、JKの001とX、NIOのET5/ET7/ES6などが含まれる。ブロガーは、これらのモデルは2026年半ばから主要都市で試乗が可能になり、第4四半期から販売が開始されると主張している。

この噂は、カナダと中国が電気自動車の関税引き下げで合意したことを背景に浮上した。この合意に基づき、カナダは中国からの電気自動車の輸入関税を6.1%に引き下げる計画で、年間4万9000台の輸入枠を設定している。これはカナダの自動車市場全体の約3%に相当する。

ブルームバーグの分析によると、この協定の最初の受益者は、すでに北米市場の認証を取得している自動車メーカーとなる見込みだ。テスラは、2023年に4万4000台以上の電気自動車をカナダに輸出するなど、カナダ市場で長年の実績があるため有利な立場にある。一方、吉利控股集団傘下のボルボ・カーズとポールスターも、最初の受益者とみなされている。
オンラインリストにはJKやBYDといった中国ブランドがいくつか含まれているものの、カナダ政府も自動車メーカーも、承認済みモデルの最終リストをまだ公表していない。アナリストらは、BYDのような世界的な販売実績を持つブランドは、カナダ市場に参入する可能性が高いと見ている。
カナダ運輸省は承認プロセスを合理化しており、新型電気自動車の認証期間を8週間に短縮する可能性があると報じられている。ネット上の噂の一部が事実であれば、カナダの消費者は2026年末までに、より幅広い種類の中国製電気自動車を入手できるようになるかもしれないが、具体的なモデルや発売時期については、当局や企業からの最終確認を待っている。